
な~ぜなぜ?
「誕生日を言わなくても、計算して出てきた数字だけで当てられる」──そんな不思議な算数マジックがあるんです。必要なのは、ちょっとした計算と秘密のルールだけ。今回は、そのやり方と仕組みを分かりやすく紹介します!
ルールは簡単!計算をしてもらうだけ
まずは、紙と鉛筆を用意してください。そして、友だちにこう伝えてください。
- 「生まれた 月 を2倍して」
- 「それに 5 を足してみて」
- 「出てきた数を 50倍 して」
- 「そこに生まれた 日 を足して」
- 「できた数を教えてください」
- あなたは、その数から 250を引く
これだけで、相手の誕生日が分かってしまいます。
たとえば「7月15日」の人なら?
たとえば友だちの誕生日が「7月15日」だったとします。
- (生まれた 月 を2倍する)→ 7 × 2 = 14
- (それに 5 を足す)→ 14 + 5 = 19
- (出てきた数を 50倍する)→ 19 × 50 = 950
- (そこに生まれた 日 を足す)→ 950 + 15 = 965
- (その数から 250を引く)→ 965 – 250 = 715
→ 出てきた「715」という数を見れば、「7月15日」 とすぐに分かります!
ちなみに7月15日生まれの有名人は誰だろう? >> 7月15日生まれの有名人
どうして当たるの?
では、どういう仕組みなのかを解説します。ちょっと数式にしてみましょう。
- 誕生月を 「■」、日にちを「▲」とします。
さきほどの手順どおりに計算すると…
(■ × 2 + 5) × 50 + ▲ − 250
= ■ × 100 + 250 + ▲ − 250
= ■ × 100 + ▲
つまり、「100×月 + 日」という形の数ができあがるのです。
だから「百の位」が月、「下二ケタ」が日にちになって、誕生日がぴったり分かるわけですね!
やってみよう!
- 家族や友だちに「誕生日を当ててみせる!」と宣言してから挑戦してみましょう。
- 相手が計算した数字を聞くだけで答えが分かるので、まるで魔法使いになった気分になれますよ。
まとめ
- 「×2 → +5 → ×50 → +日 → −250」という計算をすると、結果は「100×月 + 日」になる
- その仕組みを利用すれば、誕生日が当てられる!
ただの算数なのに、やってみるととても不思議に感じるこのマジック。頭の体操にもなるので、ぜひ試してみてくださいね。