「12星座」ってなぜ「12」なの? 西洋占星術が現在でも語られる理由を考えてみた

今日の運勢は?

PR

西洋占星術が信用されるのはなぜか?

星占いといえば、牡羊座や獅子座、魚座などの「12星座」。
でも、ふと考えたことはありませんか。

「どうして星座は12個なの?」
「なんとなく決めたわけじゃないの?」

そんな疑問を持つ人は意外と多いものです。

西洋占星術は当たる・当たらない以前に、
そもそもその仕組みが不思議に見えます。
けれど調べてみると、そこには思った以上に長い歴史があります。

なぜ星座は12個なのか

12星座のもとになっているのは、太陽の通り道です。
地球から見たとき、太陽は一年かけて空を一周します。その通り道を、昔の人たちは12のエリアに分けました。

一年はおよそ12か月。
月の満ち欠けも約12回繰り返されます。
この「12」という数は、昔から時間を区切るのにとても使いやすい数字でした。

そのため、太陽がどのエリアにいるかを基準にして、
「今はこの星座の時期」と考えるようになったのです。
これが、12星座の基本的な考え方です。

占星学 新装版
実業之日本社
¥3,850(2025/12/18 14:37時点)

西洋占星術には意外と長い歴史がある

西洋占星術のルーツは、今から数千年前にさかのぼります。
古代バビロニアやギリシャの時代、人々は星の動きを記録し、季節や出来事との関係を観察していました。

星は、カレンダーであり、時計であり、道しるべでもありました。
農作業の時期を知るため、航海の目印として、
星を見ることは生活そのものと深く結びついていたのです。

「星の動きと人の暮らしを結びつけて考える」
その延長線上に、西洋占星術があります。

PR

なぜ性格や恋愛運までわかるの?

ここまで聞くと、「ちゃんと理由はあるんだな」と思う一方で、「でも、それでなんで性格や仕事運、恋愛傾向までわかるの?」と感じる人も多いはずです。

すべての人の性格や運勢を、たったの12種類に分けるのは、どう考えても大ざっぱです。
同じ星座でも、国も違えば、人種やどんな親かなど、育つ環境はまったく違います。
だからこそ、「星座占いは当たらない」と拒絶してしまう人がいるのも自然なことです。

西洋占星術は、未来を正確に予言するためのものというより、世界をどう整理して見ていたか、という昔の知恵に近いものかもしれません。

星座占いとのちょうどいい付き合い方

西洋占星術は、信じすぎると苦しくなります。
反対に、完全に否定してしまうと、長く受け継がれてきた考え方の面白さが見えなくなります。

「今日はこんな気分になりやすいかも」
「こういう見方もあるんだな」

そんなふうに、少し距離を置いて楽しむくらいがちょうどいいのです。

星座占いは、答えを教えてくれるものではなく、
自分や他人を考えるための“視点のひとつ”。

なぜ12星座なのかと疑問に思ったその気持ちこそ、
西洋占星術を一番上手に楽しんでいる状態なのかもしれません。

サイト運営者のプロフィール
誕生日検索犬 joby(ジョビィ)

ワンワン!ワワンワン!ワンワワン!(日本語訳:私は2000年から続く誕生日検索サイトのマスコット犬jobyです。有名人誕生日研究所の所長と一緒に毎日、最新の有名人を追加したり、古くなった人を消したり・・・情報の編集力と正確さにこだわって更新中です)

『有名人誕生日検索&今日は何の日』をフォローする
コラム:誕生日にまつわる話題
PR
友だちや家族にもおしえてあげよう!